◇ひとりごと◇
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2011/06/25

 6月10日突然広報の佐藤部長からTEL、「TVに出ろ!」「はぁ〜?!」なんと、東日本大震災の医療ボランティアの報告に出てくれと言う。「何で私が?」と思ったが、会のためには必要なことだなぁとも思い、引き受けてしまった。暫く、ブルーな日が続いたが6月21日に金沢ケーブルTVに川本先生と共に出演いたしました。15分間の枠で基本的な流れのお話は私がして川本先生(前副会長)にはここぞと言う所で締めてください適当に話し合わせてください見たいな感じで、本番になった。スタジオで喋るというのは結構緊張するものでカメラを意識すると言葉が出なくなってしまいそうで、、、

 そして川本先生から話し始め途中でバトンタッチ、とにかく喋り続けました。たぶん、一人で15分のところ10分位喋っていたかも、、、。最後の締めで川本先生に「やわら体操」の話に持って行ってくれたのは助かりました。ま、いいたい事はそれなりに言ったし自分でも満足出来るぎりぎりのとこかな、と思いました。とにかく、言葉を選んで喋らないといけないし、標準語喋らないといけないし(ほんで〜とか言ってましたが)ま、慣れない事をやってみて終わった後のビールは本当においしかったです。川本先生ご馳走様でした。

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まちスタ 530  90分の生ワイド番組 「からだ元気」のコーナー

MC 南あずさ さんと アシスタントの吉田さん

 

 

2011/05/26

5/22 とうとうこの日がやってきた。東日本地震での被災地への支援の一環として石川県柔道整復師会は石川県赤十字社より医療ボランティアの依頼を受けこの、5/23〜5/27までの5日間、宮城県東松島地区〜石巻までを網羅、我々の柔道整復業としての医療を提供を行う予定である。

平成23年5月 22 日(日)東日本大震災におけるボランティア活動の為、我々第1班は午前 10:00 集合、 10:30 出発。会員数名に見送られ会館を旅立った。

 車中では士気も高く被災地で柔道整復師に何が出来るのか、何をしなくてはならないのか等、議論しまた、理想を語り合い、あっという間の7時間であった。仙台に到着した時は既に PM6:00 となりここで明日への英気を養う。明日からの活動は我々に続く 2 班 3 班に道を作るのが大いなる使命なのである。そう考えると、興奮しなかなか寝付けない。

 朝、眼が覚めレッドクロスのベストを着込む。身が引き締まる思いだ。後に宮城県柔道整復師会の SVM (接骨ボランティア宮城)がコーディネータとなり我々を被災地へ案内した。途中、東松島地区の海辺の町に立ち寄ったがそこは見渡す限り荒涼とした瓦礫の草原だった。海の緩やかな波音が我々の耳を誘い瓦礫は我々の眼を点にさせた。正に奈落の底と言う言葉があてはまる世界に立たされ我々は海に向かって黙礼、 3.11 から2ヵ月半、もう涙しまいと誓ったのに目蓋から零れ落ちる雫を拭う事となった。

   

 我々はまず本隊を上町図書館避難所に拠点を置き被災者のケアにいそしむ事になりました。佐藤先生(リーダー)川本先生、磯松先生、北川先生の4人、第2分隊として東先生と私、岡本の2人、そしてアナリストの金田先生1人(これから行くであろう避難所を回って折衝し分析を担当)の三隊に別れこの東松島地区に散った。

 

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 私の担当した(私と東先生)避難所では規模が小さくアナリストの事前折衝はなく、我々の分隊が直接折衝する事から入った。

 そして、こちらでケアをしたい旨を丁寧に伝えるも、なぜかしら横目で見られ、二つ返事で OK が出ない。診察をさせて頂き、必要とあらば治療の一環としてマッサージ等するかもしれないが、機能訓練などで終わるかもしれません。また、赤十字社から依頼を受けてこの地に入っている事等もを伝え 5 分以上も喋り続けやっと「そういうことなら」と、許可が降りた。

 早速、問診のため一部屋に入るとそこでも問診すらさせてくれない。そこで、部屋の入り口で施設長に言った通りの説明をもう一度行った。すると一人の被災者が手を上げてくれた。早速問診から診察に入り本来の仕事が出来た。そこでの話の中で、「前に来た人(?療術師?)に膝が痛くてマッサージしてもらったら腰が悪いから痛いんだといって腰をボキボキされて腰が痛くなった。」と、言われた。私たちはこの現状が暫く理解できませんでした。それをきっかけに手を上げてくれた被災者がポツポツと出て来ました。時間が迫り我々はギリギリまで治療を行い笑顔を引き出す事ができ本隊に合流しました。本隊でも良く似た情報があって被災者の傷つくような事や言動が多々あったと聞き及んだ。   

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 後に解った事だが、そういった被害を受けられた被災者が大変多く、自己満足のみの療術をして行く輩が如何に多いのか思い知らされました。

 それでも我々は柔道整復師としての「ほねつぎ」としての当たり前の診察をし、当たり前の治療をし、明日からは自分自身で治療を続ける方法論を説き、笑顔を絶やさず、笑顔をもらい石川県の柔道整復師の気概をチーム全体で被災地のみなさんに伝える事が出来たのは大きな意義があるのではないかと自負しています。また、第2班、第3班にもこれらの申し送りを徹底し大きな成果を持ち帰る事を信じてやみません。

  私は、3/25の文で述べた通りこの話が来たときに真っ先に手を上げました。そして第1班〜3班まである先遣隊としての第1班に任ぜられました。名誉とは思いながら、私自身の経験を被災者にどれだけ伝えられるか、心配で仕方ありませんでしたが、小矢部の話、被災した経験のある私自身の話を多くの人に聞いていただいて「そうやって今、あなた達の前に来ているのです。」「上を向いて涙をこらえて、信じて前を向いていれば必ず再興します。」と、言い切ってきました。

 本当に私は言い切るほどまでに信じております。どんなに苦難が立ちはだかろうとも前を向いて進み再興の二文字を勝ち取る事を、、、、

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任務を終えて帰り路につく。5/24 23:10ごろ(会館前)

 

 

2011/04/02

  昨年の11月より骨折治療器の事が頭から離れなくなって、とうとう2月に買ってしまいました。当院での骨折の患者さんは現在まで17年ほどの間に75例に達する。年間約4〜5件の新鮮例の骨折患者さんが来院する。また、外科からの後療を含めると10例以上となるが、1日に1回か2回ほどしか使わないのだったら、、、そんなことを踏まえるととてもじゃないけど高価な骨折治療器をとなると考えてしまう。しかし、機械好きのわたしは興味津々なのである。で、ちょうど2月に骨折患者さんが来たので、娘の貯金を崩してしまった、、、、。と、いうわけである。

 しかし、この器械は骨折治療だけでなく肉離れや急性期の捻挫等にも威力を発揮する。ここ、2ヶ月の動向を見ると2件の新鮮例の骨折、一例(コーレス骨折)は既に1ケ月を待たずして仮骨形成エコー検査上でも骨折線へのビーム進入はなくなりXP上でも雲状のシャッテンを診、思い切ってギプスから軟性の固定材に変更、仕事への復帰が可能となった。腫脹等もほとんどなくなり現在2ヶ月弱を推移している。また、大腿直筋の肉離れや腓腹筋の肉離れ等も来院し疼痛の緩和や明らかな早期の回復に寄与していると思われ高い評価を得ている。そんな何部組織の損傷を含め1日に約7例の患者さんが使用している(3月現在)。となると、患者さんも喜んでくれたし、買って正解だったようにも思えます。

柔道整復師諸君!骨折をいっぱい診ましょう!!

 

 

2011/03/25  東北太平洋大震災

 この度の東北地方太平洋沖地震により被害を受けられた皆様に

心よりお見舞い申し上げます。

 犠牲になられました方々の

ご冥福をお祈りしご遺族の皆様に、深くお悔やみ申し上げます。

 被災地で昼夜問わず被災者救助や被害対策に

全力を尽くしている皆様に敬意と感謝を表します。

 どうか一日も早い再興と皆様に安寧がもたらされる事を

心よりお祈りいたしております。

 

17日に北国新聞義援金入れてきました。

とんでもないことになってしまいました。

 私は富山の小矢部市出身で、平成3年の台風9号と火事とが重なり、あの散居村が1件1件が200mも離れているのにもかかわらず19棟も全焼してしまうという災害がございました。その1棟が我が家でして、あの時を思い出し仮設住宅での2年間の辛さがよみがえってしまいました。今回の東北太平洋大震災に比べれば本当にたいしたことのない災害だったのかもしれませんが、あの時も全国の皆様から暖かい手を差し伸べられました。おかげで今の私も存在しているわけでございます。

 人はまさに一人では生きられないのです。支えあいながら人として存在するのです。毎日のようにTVに釘づけとなって涙を流しながら脳裏に焼き付けています。いつしかもっと大きな支えとなって手を差し伸べたい。私一人であるならすぐにでも飛んでいきたい。そんな気持ちでいっぱいです。しかし、私を支えにしている方(患者さん)もたくさんいらっしゃいます。でもいつしか私にくれた暖かい手を返しに行きたい。

今、それまでは外に出るたび

小さな手を差し伸べるにとどめさせてください。

 

 

2009/11/30

 怪我の予防及び介護予防の観点から筋力の増強は必要不可欠なものである事は 自明の事であります。金沢市においても介護予防事業を押し勧めていますが、今の所、 目の前の患者様がそれを必要な事が判り、運動をさせようにも「特定高齢者」である認定が必要になります。
 これは包括支援センターにて手続きをしますが医師の診断や多くの手続きが必要となります。しかも、年内の数は既に 決まっていて、増員する事はないと言います。これでは介護予防をするに現実的ではない。それではどうするかと考え、今、目の前にある現実を踏まえ当院独自のサービスとして捉える事にいたしました。と言いましても既に大きな投資をいたしておりますので、すべてがサービスと言うわけにもいきません。患者様に安価で提供する事にした訳でございます。

月に1,200円、3ヶ月3,000円、

これは、 私共の考えたギリギリのサービスであります。
どうぞ、当サービスをお受けになり健康な生活を勝ち取りください。

 

 

 

おかもと接骨院

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